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世の中にあるたくさんのサスティナブル「カートカンと紙ストロー」
数年前、某コーヒーチェーンのストローがプラスチック製から紙ストローに切り替わるというニュースを聞いたときは驚いたものでしたが、
あれから時は過ぎ、世の中にもいろんな製品の「脱プラスチック」が浸透してきているなぁ、身近になってきているなぁ…と感じる今日このごろです。
日本の森林保護に貢献できる「カートカン」ご存知ですか?
ちょうどその数年前ごろから、ナレッジライフでも「脱プラ」にも関係している「サスティナブル」や「SGDs」への取り組みが始まりました。
ナレッジライフの「家づくり」もそうですが、ここで身近なサスティナブルへの取り組みを一つご紹介。
昨年から、展示場にいらっしゃるお客様と打ち合わせをする際にお出しする飲料にこちらを採用しています。
「カートカン」という紙製の飲料容器の商品です。(with紙ストロー)
「カートカン」とは?
・間伐材を含む国産材を30%以上を使用した、唯一、国産材を利用した飲料容器。
・カートカンの売り上げの一部を国内の森林整備のために寄付。カートカンを使用することによって日本の森林の育成に貢献。
といった商品です。
「コロナ禍」がサスティナブルをさらに考えるきっかけに
このカートカンを採用するに至った経緯を少しお話します。
昨年より、コロナ禍において極力人との接触の機会を減らす中で、お客様の家づくり打合せ時の「お茶出し」はどうしたらよいかを悩み、最初は湯呑と比べて飲み口などに手を触れるリスクが少ない「ペットボトル飲料」を採用致しました。
しかしプラスチックごみは増える一方。
せっかくサスティナブルへの取り組みをしている中、本末転倒なのでは?と困っていたところに出会ったのがこの「カートカン」なのです。
余談ですが、このカートカンのコーヒーの方では、森を守る「アグリフォレストリー(森林農法)」で育った有機栽培珈琲豆を使った、フェアトレード商品のコーヒーを選びました。
「フェアトレード」とは?
直訳すると「公平・公正な貿易」。
つまり、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」をいいます。
「サスティナブル」というキーワードをきっかけに、様々な取り組みが世の中に存在していることを知ることができますね。
プラスチックフリーの紙ストロー、もう当たり前の時代になりましたね
さて、最初の写真に添えてあった「紙ストロー」に話を戻します。
カートカンに添えてお客様にお出ししているこの紙ストローは、国産の紙ストローです。
改めて商品情報を見たところ、
「Plastics Smart(プラスチック・スマート)参加商品です」と書いてありました。
プラスチック・スマートって何だ?と思って調べたところ、環境省が立ち上げたキャンペーンの名称のようです。たまたま選んだこのストローにも世の中の取り組みが隠れていました。知らないだけであって本当にいろんな取り組みがあるんだなぁ、と良い気付きでした。
▼「プラスチック・スマート」キャンペーンHP
http://plastics-smart.env.go.jp/
皆さんにも、身近なことから取り組んでいる「サスティナブル」なことはありますか?