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家を長持ちさせるためのお手入れ|障子紙の張り替えメンテナンス
こんにちは。
新潟も梅雨が明けて本格的な夏がやってきました。
暑さが苦手なので体調をしっかり整えていかないといけません。
皆さんも熱中症には気を付けてくださいね。
さて今回のブログは、【障子紙の張り替えメンテナンス】を紹介していきたいと思います。
汚れが目立ってきた、穴を開けてしまった、そろそろ張り替えかな・・・という方、是非チャレンジしてみてください!
障子紙の張り替えメンテナンス方法
●準備するもの
・障子紙 ・長い定規 ・糊を入れるバット ・刷毛 ・障子用のり ・よく切れるカッター ・雑巾 ・廻りを汚さないようにブルーシート等
①今ついている障子を剥がす
桟に沿って刷毛でぬるま湯をつけていきます。
5分程経ったら障子を剥がします。
もし上手にはがれなくても、雑巾でふき取ってください。
②しっかり乾かす
木が乾く前に貼ってしまうと、キレイに仕上がらないので注意してください。
③糊をつくる
今回は「美よしの」というデンプン糊を使用しました。
原液のまま使用すると、次に剥がす時が大変なので水:糊=2:1の割合に薄めます。
④桟に糊を塗る
刷毛で丁寧に塗っていきます。
縦の桟から・・・など決めてから塗ると塗り忘れが少なくなります。 もし桟からはみ出てたら、(綺麗な仕上がりのために!)雑巾で拭きとってください。
⑤障子紙を貼る
障子紙をロール状のまま、転がしながら貼っていきます。
※障子の枠よりも大きめに残して切るのがポイントです!
簡単に破れませんのでピンっと引っ張って大丈夫です。
⑥周りの障子紙を切る
周りの障子紙を切っていきます。
定規を当ててまっすぐに切ります。
※四隅を斜めに切ってから切るとやりやすいです
あとは乾かして完了です!
張り替えたあとは気持ちが良いですね。
何枚も張り替えるのは少し根気が必要ですが、自分で手を加えながら、直しながら暮らしていけるのは日本の家の良いところでもあります。子供たちにとってもきっと貴重な経験に。
是非ご家族みんなで障子の張り替えをしてみてください。
新潟・長岡の展示場は障子の建具から「簀戸」の建具に衣替えしています。
目でも涼をたのしむ日本らしい暮らし方、実際に展示場でご体感ください!
それでは。