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最近感じる家づくりへの変化と、ナレッジライフの考え方の根底にある建築家の先生おふたり

中村勝治

暑い夏もようやく落ち着きつつありますね。皆様いかがお過ごしでしょうか。

展示場にお越しになるお客様が増えてきたようです。ありがたいことですね。

少し前は断熱性能、気密性能、耐震性能、など性能を数値化したご質問やお話が多かったのですが、どうやらひと段落したのかなと、変化を感じております。私もあまり好きな内容ではなかったので良い傾向だなと思っております。

誤解のないように補足しますが、性能は大切なことなのですが、家を造る会社側がお客様にお伝えする内容や伝え方に疑問を感じておりました。ひとことで言えば、あたかもそれが家造りの全てであるかのような伝え方です。

SNSの時代ですので多くの会社が自由に表現しアピールすることが出来ます。

ブログ、インスタ、You Tube、などを通じて自分達の考えを発信が可能になりました。それは悪い事でもありませんし、時代の流れでもあります。

前にもブログで書きましたがこれらはその会社のCMであり、

内容に嘘は無いと信じますがその表現の在り方に課題があるように感じてなりません。

その中でいつも思う事があります、それは表現する事、発信する事は

良いと思うのですが自分が「言ったこと、発信した事」には責任は持ちたいな、持って頂きたいな、、、と。

　たとえそれらがCMだとはいえ、世の中に発信したことには少なからず責任が有るということは忘れてはならないことですね。

視聴した人はその情報に影響され信じて行動に移すわけですから・・・。

ちょっと無責任で乱暴な表現については・・・「はて？」と思ってしまいます。

私たちも気を付けて情報の発信、CMをしていきたいと思います！

これは、何か大きく変化するという事ではなく、地道に続けてきたこと、やってきたこと、に間違いはなかったな、世の中で広まっている様々な風潮はそれとして、自分たちの考える家づくりの在り方を整理してブラッシュアップし時代の要望にお応えしていこう。

ということです。　

実は弊社の家づくりの底流にはお二人の先生、師匠の考え方が厳然とあります。

先ずは私に家づくりをその姿、行動、を通じて教えてくださった

建築家の故吉田佳二先生 です。

今日も先生の著書を読み返しながら「ああ、原点だな」と思いました。

初めてお会いしたのはもう40年程前になります。

家づくりのスタートでこうした良き師と出会えたことは幸せな事でありありがたい事でした。

もうおひとりは弊社の展示場の設計などでお世話になっております 建築家の田中敏溥先生 です。

先生とお会いしてはや30年程になります。

ナレッジライフの家づくりはこのお二人の先生の影響を強く受け今に至ります。

また次回、そのお話をしたいと思います。合わせてナレッジライフの家づくりをお話させていただきたいと思います。

季節の変わり目になりますのでどうぞお体のメンテナンスをお忘れなく。

秋が恋しい今日この頃・・・。　　　

お読みいただきありがとうございました。