BLOGブログ
夏の初め恒例!自分たちでできる暑さ+節電対策を今年も始めました!
6月ってこんなに暑かったかしらね??
ずっと この質問をみんなに投げかけている そんな夏の始まりです。
人より暑がりな自覚はありますが、それを考慮しても暑すぎる。
なんでこんなに暑いかって... 原因のひとつを私は知っています。
私たちの事務所に西向きの大きな窓があるからです。
恥ずかしいので 大きな声で言えませんが、これ、あまりやっちゃいけないことです。
夏の午後は灼熱になります。
そんな暑さを軽減するためには
サッシの内側でシャットアウトするのではなく サッシの外でシャットアウトしましょう。
これ、有名な話ですね。
さぁ 私たちも今年もやりますか!
自分たちでできる暑さ対策!タープを施しました
先日のお昼頃 あまりの暑さに限界を感じた私たち。ついに重い腰を上げて頑張りました(田中さんが)。
昨年は大きな葦簀をかけていましたが、今年はスッキリとタープをかけてみましょう。
みんなの快適のために頑張る田中さん。
なんだかとても楽しそうなお手伝いにやってきた南波さん。 何があった?笑
あらあら いい感じ!
これで冷房を稼働させる時間、少し減りますね。
電気代も上がっていますから地球のためにもお財布のためにも大切なこと◎
もちろん木の家も昔からの知恵で暑さ対策です
軒が大きく出た建物は 内部まで入ってくる日差しの量がうんと減るためにそれだけで随分と暑さが抑えられます。
更にその軒先に葦簀をかけてみましょう。
建物内部に近いウッドデッキの暑さも抑えられる = 内部の気温上昇も抑えられる
そして眩しくない!
これと扇風機でしばらくはパッシブエアコンつけなくてもいけそうな予感。
「葦簀をかけるなら、もう少し大きく屋根をかけたら?」
というお声もお聞きしますが、夏に合わせて屋根を大きくかけてしまうと、貴重な冬の日差しも遮ってしまいます。
夏の日差しは遮って、冬の日差しは取り入れる。
その微妙なところを攻めていくことが大切。足りなければ夏だけ葦簀を足しましょう、という昔からの知恵ですね。
明るいお家も好きですが、 私は夏に明るくない家の中から キラキラした外をごろごろしながら眺めるのが大好きです
この ↓ 光の感じ
そよそよ 風に揺れる葦簀も なんだか気持ちよさそう
大きく出た軒 風が抜けるように考えられた窓 湿気に強い材質 必要な時に葦簀をかけること
断熱や気密の観点から性能を上げた家をつくることももちろん大切です。
そこにプラスして、こういった設計の工夫を取り入れていくとよりサスティナブルな家づくりになっていくはず。
性能にプラスされたこういった工夫、展示場にも随所でご確認いただけます。
*あいだのオススメ本コーナー*
『ちいさいおうち』
とっても有名な絵本をご紹介。
子供の頃に読んで 「街並みってこうやって変わっていくんだ!」とびっくりしたのを覚えています。
都会はずっと昔から都会でこれからもずっと都会で のどかな風景はずっとのどかだと思っていましたから。
そしてこの「ちいさいおうち」の気持ちと行く末を心配しながら...
子供の時にも心に残ったお話しですが、今の時代、大人が読むとすごーく考えさせられることが多いのではないでしょうか。
新潟展示場の子供室でも読んでいただくことできますよ◎