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永く豊かに暮らせる住まいを実現するための施工メソッド・工夫 vol.01
ナレッジライフの考える
豊かな暮らしを実現する現場施工の取組み
こんにちは、タナカです。
猛暑が続いた夏の時季も落ち着き、一気に秋を感じる今日この頃。気温差や気圧の変化など季節の変わり目体調を崩されないようお気をつけください。
さて、今回は、ナレッジライフが考える永く豊かに暮らせる住まいを実現するための施工メソッド・工夫と題して、施工現場に目を向けて、取組みや素材・工夫などをご紹介します。
性能や快適性…永く豊かに暮らす現場施工の工夫
安心安全…耐震+バランスの良い家づくり
ナレッジライフでは、現在全棟で許容応力度計算を実施しています。さらに「第三者の構造計算を専門とするパートナー設計事務所」+「自社」でもチェックをし「二重チェック体制」で、より安心できる耐震性能を提供しています。
許容応力度計算とは、建物にかかる固定荷重や積載荷重に地震などの長期荷重、及び短期荷重を想定し部材(構造部材)の内部に生じる抵抗力を計算します。
その上で、それぞれの部材がそこにかかる応力に耐えられるかどうかを検証するものです。3階建以上の建築物には必ず用いられますが、2階建て以下の木造住宅は特例で義務化されていません。
ですが、ナレッジライフでは、より確実で安全・ご安心いただける耐震性能にするために全棟で実施をしています。
ナレッジライフの家は、耐震等級2を基本とし、等級3も対応可能です。
※間取りや吹抜け、窓や開口部の大きさなど制限が出る場合がございます。
しかしながら「地震に強い家を造る」だけでは豊かな暮らしには繋がらないと思います。
例えば、できるだけ四角くつくる、壁を多くして、窓を小さくし、材料も多く使う…これでは日当たり、風通し、豊かな空間、家族のコミュニケーションを大切にした間取りなどは無視することになってしまい、何だか窮屈な家になってしまいます。
やはり、ほど良いバランスが重要になってきます。
大事なのは「バランスの良い家づくり」をすることです。
耐震等級も、もちろん大切ですが、等級には表れない間取りや工法などの工夫も大切です。
快適な室内空気環境+省エネ
室内の空気環境も永く豊かに暮らす上でもとても大事な要素。ナレッジライフが、室内壁の仕様を「珪藻土塗り仕上げ」としているのも、室内の空気環境を快適にするための工夫のひとつです。調湿性やアンモニア、ホルムアルデヒド、たばこのヤニ、ペット臭等を吸着・分解し、カビの発生も防ぎます。
さらに、換気や給気を効率よく実施するために、
「ダクトレス熱交換型換気システム|せせらぎ®」
という新たな換気システムを導入しました。
こちらのシステムは、排気をする換気・空気を室内に取り込む給気を一台で行なうことができる優れもの。一般的な住宅(第3種換気の場合)だと、給気口と換気扇の両方が必要ですがひとつでOK。室内の壁につくカバーや外壁につく屋外フードの数も減らすこともでき、見た目もスッキリ見せることもできます。
各部屋の天井裏などにダクトを這わせることも不要で、その為の大きな機械設備の設置や工事、電気配線なども省くことができ、その分の建築コストも抑えられますし、熱交換換気(※)なので室内の温度を一定に保つことができます。
※熱交換換気:簡単に言うと、外気を室温に近づけてから室内に取り込む換気システム。季節毎の暑い空気、冷たい空気を室温に近づけて取り込めるため、室温を一定に保ち、冷暖房効率も良くすることができる。
このシステムを1Fと2Fの主要な居室(リビングや寝室など)の壁に取付けることで、常に効率よく給排気し、クリーンな空気環境を実現すると同時に、冷暖房の効率も上げ、それに掛かるエネルギーコストも抑えて省エネ性も実現できます。
室内の素材や換気システムを組合せることで、空気環境でもより快適に暮らせる工夫も行なっています。
社内現場勉強会も実施しています!
ナレッジライフでは、代表をはじめ全社員が参加しての社内現場勉強会も実施しております。施工現場での様々な取組みも共有し、皆様にもより分かりやすくお伝えできるように定期的に実施しています。
施工現場が見たい!という方も事前にお問合せ頂ければ、ご案内も可能ですので気になる方はお問合せください!
このように、ナレッジライフでは、住まいの性能や快適性についても、効率よく無駄なく、そして永く安心して豊かに暮らせるよう現場施工でも様々な工夫をしています。
中々見えずらい部分でもありますので、ナレッジライフの考える永く豊かに暮らせるための現場施工メソッドを今後もご紹介していきたいと思います!