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家を長持ちさせるためのお手入れ|無垢の床のメンテナンス
こんにちは!テクニカルチームの近藤です!
7月になり、暑くなってきましたね。
マスクをつけながらだと尚更暑く感じます。
水分補給をしっかり行い、熱中症に気を付けていきましょう。
さて、今回は無垢の床のメンテナンス方法をご紹介いたします。
ナレッジライフの家は無垢の床が特長。
でも「無垢の床だと、汚れやすかったり、傷がつきやすかったり、元に戻らないんじゃない?」とイメージをお持ちの方もいるかと思います。
無垢の床は、定期的にお手入れをしていただくことで、独自の風合いや経年変化を長く楽しむことができます。
今回は ①汚れ落とし ②へこみ直し ③つや出し にわけて、無垢床のメンテナンスを紹介。
無垢床の汚れ落とし
食事中に液体をこぼしてしまったり、ペンなどの汚れがついてしまった時のお手入れ方法です。
①メラミンスポンジで床の汚れをとる
軽く濡らしたメラミンスポンジで擦ります。強く擦りすぎると床が削れて白く目立つ場合がありますので、お気を付けください。
※油性マジックなどの落書きは消えないこともあります。
②グラノスを塗る
床の表面が乾いたらティッシュなどにグラノス*(原液)を適量染み込こませ、床にすり込むように塗り、表面を保護します。
<*グラノス>
ドイツ「リボス社」の環境への配慮を追求した自然塗料
●水拭きの手軽さで、汚れ落としとワックス掛けが一度にできる ●コーン油脂やカルナバワックスなど、植物由来の天然ワックス効果 ●水で希釈して使用するので、とっても経済的! ナレッジライフの展示場でも購入可能。木の家に住む方におすすめのお手入れグッズです。
無垢床のへこみ直し
物を落として無垢の床がへこんでしまったときの対処法です。
※※木の繊維が切れてしまっている場合は傷は治りません…ささくれにならないよう、紙やすりで軽く削ってください。
①へこんだ部分に濡れタオルを置く
②タオルの上からスチームアイロンをかける
無垢の床は呼吸をしていると良く言いますね。
水分を吸収して伸縮する性質を利用したメンテナンス方法です。時間が経っていないへこみほど修復しやすいので、早めに手入れするのがおすすめです!
無垢床の全体的なつや出し (グラノスを使用)
①グラノスをよく振ってからバケツ等に出し、水で薄める
目安:1ℓの水に対しグラノス約15㎖
②ウエスに染み込ませて無垢床を拭く
①の液にきれいなウエス・布を浸し、良く絞ってから床を拭きます。表面の汚れを落としながら、ワックスがけも同時にできます!
無垢の床はそのままでも自然とつやが出てあめ色になっていきますが、定期的にグラノスで拭き上げると、より一層きれいな床を保てます。大掃除の機会などに、ぜひお試しください!
紹介した通り、無垢の床は自然素材であるからこそ、ご自身でのお手入れが簡単で補修もしやすい床材です。
私もいつか家を建てるときは、無垢の床にして、経年変化もお手入れも楽しみたいと思います。
それでは、また。