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薪ストーブをいじって20年 俺流薪ストーブの着火方法
薪ストーブを楽しめる季節もあと少し。
名残を惜しんで、今日は薪ストーブの火のつけ方を紹介いたします。
住まいの暖房は色々ありますが、個人的にお勧めしたいのがこの薪ストーブ。
本当に暖かいです。
ただし、ボタンを押すだけの暖房と違い着火まで手間はかかります。
『火をつける!』前に薪の調達。
ホームセンターなどにある薪は既に製品なので、そのままくべればいいのですが、今ナレッジライフの展示場で使っているのは庭から伐採した木。
伐採→更に切る→割る→乾燥
とここまでしてやっと燃料として使えます。
どちらかというとそれらも含めて楽しむ、という事だと思います。趣味の世界ですね。
この手間を面倒…と思ったら薪ストーブはあまりお勧めできないかもしれません。
薪を乾燥させる
さて、この木はお客様の家に生えていた胡桃の木ですが、蔵の解体時にもしよかったら持っていってくださいと言われたものです。切ったばかりなので水分(含水率)がかなりあります。
それを薪ストーブの上で強制乾燥させています。
おすすめの着火方法
乾燥させた薪で、いざ火入れです。写真のように比較的に太い薪を2~3本下に並べます。
その上に細い焚き付け材(ナレッジライフでは建築現場で出た廃材を細かくして活用!)を井桁のように組んで、その間に着火剤を置きます。
今回、着火剤は牛乳パックを使ってみました。
着火剤としてはこれが火持ちも良く最強と思っています。
火がつくと完全な乾燥材じゃない薪からは、このように切り口からシューシューと水が噴き出してきます。
ここまで来たら安心です。
最後の薪が燃え尽きて熾火になったら次の薪を投入。
(※薪ストーブ本体の鋳物にも蓄熱させますので直ぐに投入しないのがポイント)
少ない薪でいかに長時間、暖をとるか
が薪ストーブの醍醐味と思います。
そして、薪ストーブはガスや灯油などの元々地中にあった化石燃料を燃やすのでは無く、再生可能な資源である木が原材料なので、地球にやさしく『カーボンニュートラル』です。
そういった面でも、薪ストーブを検討してみるのはいかがですか?
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